7月3日(水)

走ろうと思ったのに想像以上のダメージがあって休養日。笑

別に走れないほどのダメージではないけど、一瞬でも「あ、これは放置しておくと良くない方向へ進むやつだ」と思ったから、身体を動かさずにストレッチやセルフマッサージで気になる患部をケア。

痛みや違和感の早期発見はすごく重要ですよ。

▼ 今日のコンディション
体重 : 64.25 kg
距離 : 0 km
合計 : 8.5 km → 8.9 km

 

 

そういえば。

今年も「キミのためにできること。」を開催することになりました。
このプロジェクトの始まりは3年前。教室へ参加している人の「大会参加賞のTシャツ、増え過ぎてどうにかできないかな…」という一言から思い付き、「実業団チームに所属する外国人選手に持って帰ってもらったらどうだろう!」という浅い考えでTシャツを託してみたものの…

ちょうどその頃、僕が事務所にしているコワーキングスペースで「ケニアで活動している方と電話がつながっているよ」とNPO法人の方を紹介していただき、そのまま電話で一連の流れを説明してみたところ「その件については帰国した際にお話しましょう」ということになりました。

その方が帰国され、もう一度説明をした時に「そんなことをケニアの人に託さないでください。彼らがどういう想いで日本へ来ているのか、その日本から持ち帰ったもので国から責められた時にはあなたはどうするんですか。」と言葉に言い表すことができない表情で問い詰められ…
(本当はものすごく優しい人です。笑)

さすがに僕も言葉に詰まり、自分の軽率な行動に嫌気が差し、「彼らに悪いことをした…」と思っていたところ、「その行動自体が悪いわけではなくて、そのやり方がマズいだけだから別の手段を探しませんか。」と提案してもらったこともあって、本当の意味でこのプロジェクトが始動しました。

(外国籍の)誰かの手でシャツを運ばない、集めるなら全国各地から、単発にならず継続性を考慮して…と課題をいくつか挙げて真剣に向き合いました。
特に一番の問題は「シャツを運ぶ手段と費用」で、これだけは本当に問題でした。今でも問題なんですけど。

某国際宅配便では日本→ケニアは30万円超(段ボール1個の値段)と言われ、とても一人のポケットマネーから捻出する金額ではなく、さらには1枚1枚の検品・洗濯、消毒・封入などの作業に加え、それらに必要な備品や場所を確保することも大きな障害となりました。

コワーキングスペースmoccoさんの協力もあって保管場所問題はクリアできましたが、多額の輸送料だけはどうにもならず…今も解決していませんが。
この問題を解決できたのは神戸に拠点を置く、日本とケニアで貿易をしている企業の協力を得られたことで緩和されました。(幾分かはマシになったというだけで解決とは言えません。)

そのため、段ボール一箱の輸送料から1枚当たりにかかるコストを計算し、提供していただくTシャツの枚数で按分することとさせていただきました。

その費用として1枚500円です。
これでも輸送料分が確保できるわけではありません。協賛してくださる法人や個人の方がいたとしても、です。

まだまだ多くの問題を抱えていますが、これからも継続できる活動として課題をクリアしていき、みんなと一緒にできるプロジェクトとして成長できるようにしていきたいです。

ここに書いたことでもまだほんの一部で、このプロジェクトはたくさんの人達の想いが交錯しています。
「1枚当たりの費用が高い」と思う人も「それなら協賛を得たらいいじゃない」と思う人もいるでしょう。「大会事務局にTシャツがいっぱい余っている」と思う人もいるでしょう。「この活動が広まればいい」と思ってくれる人もいるはずです。
それぞれの立場に思うことはあれど、それはあくまで国内にいる人達の話。集まったTシャツを送る国のことも考えないといけません。

僕ができることは考えること、行動に移すこと。
僕の行動に賛同し、勢いを与えてくれる皆さんへ。
小さな力を集めて大きな力へと変えてみませんか。

その1枚に。
袖を通す誰かに。
自分自身のできることを。
キミのためにできること。

想いを込めて。
キミのためにできること。