速さの秘訣

練習の強度(タイム設定)を決めるのはなかなか難しいことですよね。

速く走れるようになりたいけどただ適当にランニングをしていてもあんまり走れるようにならないし…。
それなりに目的を持って練習してみてもきつすぎて継続してやれないし…。
やりすぎなのかどうかもわからないし、なぜかわからないけど足が痛いし…。

だいたい、こういう悩みがあるようで。

先週土曜日と今週末を利用して速くなるための脳トレを開催していますが、経験者である僕が練習したとしてもオーバートレーニングになってしまったり、ランニング後のケア(ストレッチ)を疎かにしていると足を痛めます。

練習の量(走行距離)や質(強度)の他に、練習中に身体の各部位へかかる負荷や翌日以降に身体へ残る疲労度合いなど、いろんなことに気をつけないといけません。

 

26日にレースを控える僕自身が、最後の追い込みにかかる時期に少し強度を上げ過ぎたようで足を軽く痛めてしまいました。
痛めたといっても普段通り走れる程度です。
(動きがおかしくなるような痛みではない)

「これでは記録を狙えませんね」と鍼灸接骨院の先生から忠告があり、「完走目的なら大丈夫でしょう」と無理をするな令が出されました。
「2時間30分は狙えませんよ」と言われてももとよりそのレベルではありません。笑
密に意見交換をしているからやりとりができた冗談です。

 

コーチ、トレーナー等のスタッフ陣と練習中に感じた疲労感や気持ち・感想をまめに連絡を取り合うことはすごく大事で、あちこちへのチームへ顔を出していては各チームの指導方針に違いがある場合は練習を打ち消すことになります。
このチームだと思う場所で練習を積み、その時に感じたことをスタッフ陣へ相談し、スタッフ陣からの回答に合わせて練習の量(走行距離)や質(強度)を改善して経過を見るのも大事です。

教室や練習会等をサポートしてくれる彼も定期的に練習内容の話をしています。
現状はSNSで情報の収集が可能ですし、今後の目標に向けての話があれば本人の経験と僕の経験をすり合わせ、納得のいく練習方法を導き出す。もっとやれると判断した場合は練習の強度を見直してもらいますし、やりすぎてしまう性格であればオーバートレーニングにならないようにブレーキをかけるのも重要な役割。練習をやらせるだけが仕事ではありません。

練習をするための環境を整えたり、目標を達成してもらうために各人各様の意識改革をして、みんなと一緒に目標を達成したいですね。