11月9日(土)

地元の新聞社さんから取材依頼。

お勧めのランニングコースやランニングをするときに気をつけないといけないことを聞かれたけど、王道のお城周りはお勧めしないでマニアックなところを紹介してみたり。

一緒に取材を受けた人はマラソン大会で必ず上位へ食い込む実力者さんで、学生時代に陸上部ではなく、大人になってから走り始めたという一般ランナー。

「どんな練習したらいいんですか?」と聞かれたけど、「えっ?どんな練習をしてそのレベルまで走れるようになったんですか?」と質問に質問返し。

得意技なこと、誰にも言うなよ♪

その人の練習パターンは決まっていなくて、仕事へ行く前に毎朝走っているとのこと。その中でペースを上げて走り続けてみたり、インターバルみたいなものをやってみたりしているそうだけど、5kmでも10kmでもハーフマラソンでもフルマラソンとLAPタイムは変わらないんだとか。

一般ランナーさんにはよくある傾向かな。

学生時代から始めている人や段階を踏んで大会へ出場していた人は、大会に出たとしても短い距離から少しずつ距離を伸ばしてきたので、スピードを出して走ることが染みついているから問題ないけど、初参加がフルマラソンだとかハーフマラソンだという人には難しいのかもしれない。

フルマラソンの中間点がハーフマラソンの自己ベストより速いときもあるとか。

まぁ、通過が速かったとしても自己記録を更新するときは前回よりも速くなることが多いから、何km走ってもLAPタイムが変わらないならそれでいいと思うけど、言いたいことはそういうことじゃなくて。

「あんまり30km走とかしませんけど、したほうがいいんですか?」と聞かれたのであります。

僕はいつもその質問に対しては「いいえ。」なので、今回もいつも通りに「そんなことないと思いますよ。」と返事しておきました。笑

まぁ、なぜ「そんなことないと思います」と答えたかは丁寧に解説しておいたし、しっかりと理解してもらえたから大丈夫。

誰にでも必要な練習ではないし、その練習の本来の目的を見失うぐらいなら違う練習で補っていたら良いので、いろいろと意見交換をしたら速く走れるようになるための本質も何となく持っていたから伝わるまでが早かった。

その人と共通していたのは「走る前日でも好きなものを食べる」ということ。

大切なのは普段通りの状態でスタートラインへ立つこと

明日は大会だから何時までに寝るとかもないし、アレを食べようだとかコレをしようとかもない。いつも通りの生活リズムで一日を終えて、大会当日をいつものように迎えて、いつもの練習のようにスタートラインへ立つ。

そういうランニングではないところを大切にしているのはアスリートも同じだし、毎日の一分一秒をスポーツ選手として過ごしていないのは確かだったりする。

でも、そういう知識がないわけではない!

そういう知識を持っていたとしてもその通りにして最高のパフォーマンスが発揮できるとも限らず、やらなかったとしても最高のパフォーマンスを発揮できるかもしれないということを体験しているからこそ、あえて「普段通り」にすることが大切だってわかってるんだろうね。

だから「追い込んだからって速くなるんですか?」という質問だって出てくるんだと思ったわけであります。

大切なことを大切にしないとね。

▼ 練習内容
4.0 km Jog
心拍 121 心拍Z 1.6 ピッチ 164 カロリー 188 ペース 5分15秒
(5分37秒 – 5分21秒 – 5分05秒 – 4分57秒)
7 km ペース走
心拍 151 心拍Z 3.8 ピッチ 170 カロリー 341 ペース 3分59秒
(3分59秒1 – 4分00秒0 – 4分00秒0 – 4分01秒3 – 3分58秒1 – 3分58秒1 – 4分00秒0)
1 km Jog
心拍 126 心拍Z 1.9 ピッチ 164 カロリー 64 ペース 6分06秒
(6分10秒)

前回のペース走は少し張り切り過ぎていたのかな。
テンション低めなときに走り出したらペースにも影響が出るみたい。笑
まぁ、Tシャツに長袖シャツ、ウィンドブレーカを着ていたら動きにくくなるから当然か。

ペース走は問題なく遂行完了。
ちょっとペースが落ちたところがあるけど、カーブの連続で犬と飼い主が道の端と端を散歩していて通りにくかったから、こればっかりはどうしようもない。
あとは概ね同じペースで走り続けられたから問題ナシ。

ペースのコントロールが難しいと言われるけど、脚に力を入れて走っているわけじゃないから「今日はこれぐらいが4分か…」と思えば、あとは最後まで力まずに足先のほうへ体重を移動させるだけ。

インターバル走や距離走をするよりもペース走のほうが楽ちん。

1時間ほど集中してたら終わるし、ペースもインターバル走に比べたら速くもないし、その日の体調と力加減を把握してリズムに乗ってしまえば身体は前へ進む…

まぁ、人それぞれか。

練習をこなすコツはどの練習にも存在するよね。

▼ 今日のコンディション
体重 : 64.35 kg(運動前)
     –.– kg(運動後)
距離 : 12.0 km
合計 : 63.77 km