10月31日(木)

10月も今日で終わり…
夏を過ぎれば1年がすぐに終わる気がする。

つい先日まで暑かったのに、今では朝方だと手袋が欲しいと思うぐらい。

丁寧なウォーミングアップは絶対にやっておいたほうが良い。
これからの時期は体調を崩すのはこれまでの練習が水泡と化す可能性もあるし、身体を痛めることは水泡どころか根本的な部分からの再構築をしていかないといけなくなる。

そう思ったらマスクの着用だって自然とできるようになる。

その行動にレベルは問わないし、マラソン大会をしっかりと走りたい人なら誰しもが取るべき行動じゃないのかな。

年末が近づくにつれて気をつけないといけないことがたくさん増えてくるんだから、今から一つずつクセ付けしていけば難しいことではないと思う。

▼ 練習内容
2 km Jog
心拍 127 心拍Z 2.0 ピッチ 162 カロリー 100 ペース 5分20秒
(5分28秒 – 5分13秒)
動き作り

昨日の疲労あり。
動きにしなやかさがない。数値上は普段通りに見えるかもしれないけど、現実は数値通りに余裕があるわけではなかった。

こういう数値だけで読み取るなんて難しいから、走っているときに感じた気持ちや走り終わった後のコメントを大切にしないといけない。

となると…

こうやってデータを書き出してるけど、読み取ってもらえてるのかなって疑問が生まれる。

例えばペース走。

僕のことを知っている人でも知らない人でも「やっぱり走っていた人は…」と思うのかもしれないけど、この日誌を最初から追いかけてくれている人には「さすが。」とは思われても現在までのプロセスがどのようなものだったかを読み取ってもらえているはず。

…知らんけど。

日々の積み重ね、何気ない練習、そういったものが今の僕の状態だということを参考にしてもらいたいと思って書いているけど、そうやって書くと「そのレベルには簡単に行けない」と自分のレベルに置き換えて考えられない人がほとんど。

日々の積み重ね、何気ない練習、そういったものが自分のレベルを少しずつ高めていくことにつながるんだって想像してほしいなぁ。

▼ 今日のコンディション
体重 : 64.40 kg(運動前)
     64.25 kg(運動後)
距離 : 2.0 km
合計 : 101.05 km

▼ 10月総括
9月後半は毎年のことながら走れないし、練習量が低下するから10月の練習は土台部分の見直しにするしかない。そういうこともあって中旬までは走行距離も伸び悩み、10月に結果を出すことは難しいかもしれないって思っていたけど、結果的には3桁まで距離を伸ばすことはできた。

と書いたら「走行距離にこだわっている」と思われるんだろうね。笑

問題は「どうやって積み重ねたか」であって「何を考えて走ったか」となる。
僕の場合は「もう一度走れる身体に作り直す」ということが前提にあるから、途中に出場したレースだって現状をチェックするだけのものだし、勝った負けたの勝負をしているわけではないから順位が何位になろうと練習通りのタイムでゴールできているかのほうが重要な問題なので、勝った負けたということに悔しさは微塵も感じないけど練習量に見合ったタイムが出せてなかったら悔しさを感じる。

今の僕はほとんどのランナーと同じように「タイム」が最優先だから、順位が良くてもタイムが良くなかったら嬉しくはないし、タイムが良かったら順位が何位だろうと嬉しいだけ。

で、そういうこともあって無理はしないように練習を積み重ねてきて、7月から痛みや違和感のあったアキレス腱は完治に近づいたように感じる。

「痛みを抱えながらでも走るべき」みたいな考え方の人もいるけど、痛みがあっては満足に走ることはできないし、痛みがある以上は身体を休めているわけだから「今日は痛みがマシだから」と練習を今まで通りや憶測で強度を下げた練習をしたとしても、結果としては練習量が落ちているから身体が耐えられるわけもなく痛みは再発。
それで同じことを繰り返していても身体は老いていくばかり。一日も早く痛みを取り除いて、万全の状態で目標へ向けた練習をするべきではないのかなって思ってるから自分の身体で実践してみた。

「走りながら痛みを取る」とか「走って疲れを抜く」とコーチ(自称を含む)や元競技者が吹聴しているけど、実際には痛みが取れていなかったり疲労が抜けていなかったりする場合がほとんどで、そんな人達が平気で誰かへ伝えたり広めているのを疑問に思う。

本当に「走りながら痛みを取る」とか「走って疲れを抜く」ができているなら、トレーニングを積み重ねている以上はその人達のパフォーマンスは向上していくはず…

それが痛みや疲労だけではなく、日頃の練習でも同じ。練習を積み重ねていっているのに一向にパフォーマンスが向上しない、もしくは同じ練習を何度と繰り返しても同じ場所でダメになるのであれば、その練習をそもそもの段階から工夫し直す必要があるはず。

こうやって書いてあるのも今月の練習をそうやってきたから言えるだけかもしれないけど。

さて、コンディションの準備は整った。
これからは練習強度を少しずつ上げていき、目標とする大会で結果を残せるようにパフォーマンス・メンタルを準備していくだけ。

…どこにもエントリーしてないけどね。笑